トコロテンの日記

自分の活動内容や普段考えていることをアウトプットするためのブログです。ITに関わる話がメインであり、開発、競技プログラミング、気に入った技術などの話が多くなります。

英語の壁

こんにちは。トコロテンです。
今回は、精進の話や得た知見の話ではなく、自分の悩みのようなものを書きたいと思います。
私は幼い頃(小学4年生くらい)からずっと情報の分野の魅力に惹かれて、大学生になる今まで情報に付き合ってきました。
情報という分野の歴史はまだまだ浅いですが、驚くほど奥が深く、それなのに身近で、大変面白い分野だと思います。
ただ、情報の世界にいると次々に新しい技術が生まれて変化について行くのが大変です。常に学び続けなければなりません。
最新の情報はインターネットで即座に広まり、基本的には誰でも見ることができるのですが、ここで問題があります。
情報の一次ソースが、多くの場合、英語であるということです。
私は、高校生の頃にしっかり英語を学ばなかったこともあって英語を満足に読み書きすることができません。
自分があまり知らない分野の英語が読めないのはもちろんのこと、自分が最も得意とする情報の分野で使われている英語でさえ読めないのは致命的な問題です。
大学に入って1年生の春に初めて受けたTOEICの点数も405点と壊滅的なものでした(これによって科目選択における人権を失いました)
これまでは日本語の情報だけで十分に事足りていましたが、自分のやりたいことが増え、さらに専門性が高くなるにつれて、日本語で得られる情報だけでは圧倒的に不足していると感じるようになりました。
Qiitaのなんちゃって技術記事を読んでる暇があったら公式ドキュメントに目を通した方が100倍有意義であるのは周知のことだと思いますが、公式ドキュメントもやはり多くの場合が英語で書かれており、今の私はGoogle翻訳に頼ってなんとなくで読むことしかできません。
インターネット上には私が必要とする情報が確かに存在していて、私でも自由に閲覧することができます。
しかし、いざそれを見てみても、自分の目の前にある情報が何を意味してるのかわかりません。悔しくて仕方がありません。
このままでは、これがキャップとなって頭打ちになるということがよくわかります。
もちろん、中学、高校、大学としっかり英語の授業は受けてきましたが、それだけでは全然足りないことはわかっていました。
また、英語がとても重要であるということも幼い頃から情報の世界に入り浸っている私は百も承知でした。
しかし、いつかしっかり勉強するだろうと思いながらもう大学2年生に上がってしまいました。
実際に使えなければ意味がないのに「英語がしっかり使えるようになった」という結果ではなく、「授業でしっかり勉強した」という過程だけに満足してしまい、やっただけ、実際には全然わからないということに目を瞑っていました。
こんな状態でも、恥ずかしながら「一流のエンジニアになりたい」という思いを幼い頃から常に持ちながら生活してきました。
Twitterを見ていると同世代のすごいエンジニアの方々がどんどん成長して、自分との差が開いて行くことに焦りを感じます。
もちろん、技術力で人と競うことが目的ではないのでこの焦りは、特定の人物に「◯◯に勝ちたい!負けたくない」という競争欲からくる焦りではありません。
他の方が自分に必要なものをしっかりと見定め、獲得して自分を高めている中、私は自分に本当に必要な物に目を瞑っていたということからくる焦りです。
精進することだけが全てではないことは分かっているし、技術力だけが私を測る指標でないこともわかります。
しかし、私が好きで好きでずっとやってきた情報という分野は、私が自分を測る際に一番大事な要素です。
一回、真剣に英語に取り組んで、まだ私の知らない情報の世界に足を踏み入れてみたいと思います。